自動車 車内クリーニング

きずえ
きずえ

車内清掃について説明するよ!

☆この章のポイント

・車の中の汚れについて理解しましょう。

↑車内洗浄のイメージ動画です。

車の中の環境は特殊で、人によって使い方はかなり異なりますので、汚れ方にも特徴があります。

部屋の中と同じように、人が生活し、車内で食事をしたりエアコンも使いますし、ペットを乗せる方もおられます。

中でタバコを吸われたりする場合はヤニ汚れもあります。

足元はカーペット状になっていますし、シートはソファーのような構造になっています。

つまり、ソファーとカーペットのクリーニングの応用編のような作業になります。

注意点としては、100Vの電源と水道施設が駐車場の近くにあり、ドアを全て開放して作業を行うので駐車スペースの周囲にそれなりに広さが必要になることです。

また、車内のにおいが気になるということでご依頼を頂く場合でも、車内をクリーニングすることでかなりにおいを軽減することができますが、エアコン内部がカビていたりすると、エアコンを使用したときにカビ臭やタバコのにおいが充満しますので、エアコン清掃についてもご説明が必要になります。

また、車種やオプションによってシートや内装の素材は異なりますので、以下の説明は一般的な布製のシートや内装としてご覧下さい。

①車内の備品類や荷物は一旦外に出します。フロアマットを外していきます。

②フロアマットをシャワーとブラシで水洗いし、リンサーで汚水を吸引していきます

フロアマットを清掃している間に、車内の内装部分の布・床・シートなどに電解水か40倍のケミクールを散布しておくと段取りが良いです。

脱水できたら、フロアマットは天日干ししておきます。

③車内についても、掃除の基本通り、上から下へ作業していきます。天板、シート、床面の順番でスチームをあてて汚れを浮かしながら、洗剤を噴霧し、リンサーで吸引していきます。ゴミが溜まっている部分は掃除機で回収しておきます。



④汚れの落ち具合を確認しながら、洗剤をどんどん薄めつつ、汚れと洗剤分の回収を繰り返していきます。リンサーの回収窓からみて水が透明になってきたら、汚れはとれていますので、しっかりと水分を回収していきます。

⑤樹脂部分に洗剤を散布しメラミンスポンジでこすりながら、マイクロファイバータオルで回収していきます。光沢がある鏡面部分はメラミンスポンジではこすらないようにします、洗剤拭きだけで汚れはとれます。

⑥送風機とドライヤーで十分に乾燥させ、フロアマットや備品類を戻して完了です。

※シートや内装が本皮や合皮の場合は、素材に適合したクリーナーで拭き取り清掃を行います。リンサーやスチーマーの工程では、影響が出ないようにしっかりコロナシートで養生が必要です。

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