ベランダのクリーニングを説明するよ!
☆この章のポイント
・ベランダの汚れについて理解しましょう。
・ベランダの材質を理解しましょう。
ベランダは屋外ですので、室内とは全く違う構造になっています。
コンクリート打ちっぱなし以外は、防水処理として樹脂でコーティングされた上に、屋外用の塗料が塗られています。
マンションであれば、その上に長尺シートという、滑り止め加工されたビニールシートが貼られています。
塗料も滑り止めの為に、わざと艶を出さず、ザラザラとした加工になっています。
その滑り止めの凹凸が細かく、その間に汚れが溜まるので、クリーニングにも工夫が必用です。
ベランダにパネルなどが敷き詰められている場合は、めくらずに置いた状態で清掃するのが基本です。パネルをめくって清掃するのはかなり大変な作業になりますので、別料金を頂くことになりますので注意が必要です。
もし、窓清掃とセットではなく、ベランダ単品の受注であれば、窓の下部分は水が跳ねて汚れてしまうので、下半分くらいはサービスで清掃してあげましょう。
目隠しパネルの隙間などから水が跳ねますので、階下に物が無いかなど確認してからスタートします。
①窓側から、外側に向けて勾配がついていますので、内から外へシャワーで水を流しながらほこりやゴミなどを溝に流していきます。目隠しパネルも水で流します。1階に水が落ちてもいい場合は外側も流していきます。
水流で流すイメージではなく、拡散などの水圧が強い設定にして、ホコリなどを飛ばしていくほうが作業がはかどります。
②ベランダも上から、下への作業を心がけます。目隠しパネル・壁などを40倍のケミクールを噴霧しながら、洗車ブラシでこすっていきます。立面は先に全て仕上げてしまいます。
エアコン室外機などあれば一緒に洗ってしまいます。
室外機などは動かせるようであれば、いくらか移動させつつ下を洗っていきます。
③床面を洗います。ザラザラの面に対してはエンボスパッドが有効なのですが、かなり汚れがきつい場合は、先にデッキブラシで全体を洗います。
エンボスパッドはパッドホルダーとハンドルにつけて作業します。
かなりベランダの面積が広い場合は、バケツに洗剤を作り、撒きながら作業したほうが早いです。
④窓の下部分を清掃し、ドライヤーで床面の水をきっていきます。乾かして仕上がりに問題無ければ完了です。
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