洗面所クリーニング

きずえ
きずえ

洗面所のクリーニングを説明するよ!

☆この章のポイント

・洗面所特有の汚れを理解しましょう。

・使用頻度が高い場所ですので、仕上げにはこだわりましょう。

洗面所の用途としては、歯磨き・整髪・化粧などケミカル類が使用される場であり、化粧の粉末であったり、整髪スプレーやクリーム類などが飛び散って固着した状態が主な汚れです。

とは言え、人体に用いるものですので、基本的にはお湯で落とせるものばかりです。

酸もアルカリも薄く使用して十分とれますので、あまり洗剤を濃くしすぎないように気をつけます。

髪の毛やヒゲなどの人毛も目立ちますので、雑巾やマイクロファイバーをこまめに洗い、毛を残さないように気をつけます。

①床面をブルーシートで養生し、周囲に洗濯機などの器材があればコロナシートで養生していきます。棚の中も含め備品を移動しておきます。
防水のパッキンなどにカビがあれば、次亜塩素を散布しておきます。排水溝の中にも次亜塩素を散布しておきます。

②照明や、排水トラップなど、分解できるものは外しておきます。

③洗面所も基本通り上から下に作業をすすめます。脚立に乗って、洗面ユニットの上から、ケミクール赤パッドでほこりや汚れを回収していきます。金属のサビで黄色や茶色に変色している部分があれば次亜塩素をピンポイントで散布して漂白できるか試してみます。まず先に、照明部分や棚の中を拭き上げて完成させていきます。

④鏡はケミクールと赤パッドでこすり洗いしてから、シャワーの霧で洗剤分を流し、スクイージーとマイクロファイバーで仕上げます。

⑤上が完了したら、洗面台の作業に入ります。

全体にケミクール、赤パッドでこすり洗いしながら雑巾で水分を回収します。ケミクールで落ちない汚れは、カルシウム汚れですので次工程にまわします。

排水溝の中なども、次亜塩素やケミクールを散布しつつ、細い筒ブラシで内部を洗浄していきます。

洗面台の下の棚の内部まで全ていったん仕上げます。

⑥アルカリ洗剤を真水で回収してから、酸性の工程に移ります。

蛇口の付近を中心に、濡れる乾くを繰り返す場所はカルシウム汚れが堆積しやすいので、ナイスを散布しながら赤パッドやセラミックのみで削っていきます。洗面台のフチもカルシウムがたまりやすい場所ですので、同様に作業します。

⑦酸性洗剤を真水で回収しつつ、マイクロファイバーで仕上げます。

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