フローリング床のクリーニングについて説明するよ!
☆この章のポイント
・フローリングの素材について理解しましょう。
・様々な床材についても解説します。
フローリングと一言で言っても、種類は色々あります。
集合合成材で作られた、フローリングには、ワックス仕上げが必要なものと、不要なノンワックスタイプがあります。
ノンワックスの中には、天然木材を一枚使用した「生木」のタイプがあります。
生木は天然ものですので、蜜蝋という表面処理をすることになります。
それと、Pタイルやクッションフロアーで仕上げれた床もあります。こちらはビニール素材になります。
割合的に一番多い、ワックス仕上げのフローリングについて一通り解説し、他の床材は別途コメントさせて頂きます。
ワックスタイプのフローリング材は、複合合成木材といって、薄く加工した木材を何枚も張り合わせて一枚の板にしています。表面の板は塗装して上を樹脂でコーティングしてあります。コーティングを剥がさないように意識して作業をすすめます。
①作業範囲の物品をすべて別の場所に移動します。フローリングの上に家具がある場合は、どこまでを作業範囲とするかお客様と打ち合わせます。
②洗浄液をバケツに用意します。ケミクール50倍程度から、汚れがきつければ濃度を上げます。
目立つ汚れがあれば先にケミクールを噴霧しながら赤パッドでこすっていきます。
③
パッドホルダーに赤パッドを付けて、バケツから洗浄液を含ませながら床をこすって行きます。
全体をこすり終わったら、モップに付け替えて汚水を回収します。
汚れが落ちるまで繰り返します。
④
送風機は風が出て乾燥すれば、何でもいいです。コンパクトで風量が多いものを選んだほうがいいです。結局最終的には業務用に落ち着くと思います。
床が乾燥したら、ラーグをハンドルにセットして、ワックスを塗っていきます。
ワックスのコツは薄く広くです。少量から練習して、飛んでいる場所があるようであれば、量を増やします。
ワックスは、基本的に価格が高いものが高性能です。リンレイなどのきちんとしたワックスメーカーの高いものをつかいましょう。
ワックスが乾いたら、備品を戻して完成です。
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